バイクへのあこがれ
車やバイクに対する憧れが最も強かった時期というのが日本にも明確に存在しており、バイクだと1970年代から80年代後半までが憧れを抱く人達がとても多くなった時期となっています。
1970年に入る直前に登場したホンダの『CB750フォア』とカワサキの『Z1』は伝説の名車として語り継ぐ人が現代でも多いですし、この2台に対する憧れが今でも消えていない人は多いでしょう。
80年代になると鈴鹿8時間耐久ロードレースにものすごい人が集まるバイク熱が最高潮に高まり、ホンダとヤマハを中心に数多くの名車を生み出しました。
そして、この80年代のバイク熱に当てられまくっている人達が今の50代や60代の方々で、その頃からのバイク熱が冷めていない人達は今でもバイクに乗り続けているのです。
80年代に10代でバイクに憧れを抱いた人が40年も経つと50代になるので、まさに年をとっても楽しみたいといった表現が当てはまる年代となってきます。
スポーツバイクに乗ってみたいけど
70年代から80年代のバイク熱によって燃やされてしまった人達は、基本的に当時流行したスポーツタイプのバイクに対する憧れがとっても強いです。
そのため、50代になっても60代になってもスーパースポーツのカテゴリーに該当するバイクに乗りたいといった気持ちが出てしまいます。
ただし、気持ちが10代20代でも体が50代60代では無理が出来ない事を意識しないといけません。
じゃないと大変なことになります。
年をとったら気をつけたいこと
10代や20代ならば多少の無茶は出来た体でも、50代や60代では無茶は出来ません。
仕事で徹夜を経験しないと行けない状況にたびたびなる人ならば、若いときは兵器で乗り越えられた局面でも年をとるとキツイと感じてしまった場面があると思いますが、それと同じ事がバイクでも発生するのです。
そこで絶対に気をつけないと行けないのが、腰や首や肩などの負担です。
昔のライディングポーズを維持するだけでも負担になるというケースすらあるので、ライディングポジションやハンドルポジションを強く意識し、シートも柔らかいタイプのものを用意するとか取り回しを良くするために比較的軽いバイクを用意するといった考え方をしないといけません。
バイク熱を制御し楽しめたら五つ星の趣味
ツーリングなどを年をとってもしっかりと楽しめる方は、それだけ生きがいがあると言えるので100点満点です。
しかし、行き過ぎたバイク熱は体がついていかない年齢になっていることもしばしばあるので、その限界をしっかりと見極められないと一気に減点されていきます。
また、バイク熱が高まりすぎると一気にお金が溶けて消えてしまう危険性もあるので、お財布的にも制御できるかどうかが点数に大きく関わってきます。
体的にも経済的にも無茶をしたら0点にすらなってしまう趣味でもあるので、自重することも意識した方が良いです。