選定したシスコシステムズという会社について
シスコシステムズは、コンピューターネットワーク機器を開発する会社です。
同社はこの分野では「世界最大」と名乗っています。
企業・電気通信事業者向けの製品をメインに取り扱っているので、われわれ一般市民にはなかなか名前を聞く機会がない会社かもしれません。
ただ、この会社が提供しているWebexサービスはWeb会議のシェアにおいて世界ナンバー1となっており、テレワーク、リモートワークの普及が進んでいる現在においてはまさに「旬な会社」と言ってもいいのかもしれません。
こうした大企業ともなると、社内の派閥がひどいとか下請けいじめをしてるんじゃないかとか、上司が無能で下で働く社員が大変だとか、いろいろな問題を抱えているようにも見えますが、見事「2023年の働きがいのある会社」ランキングにおいて従業員1000人以上の「大規模部門」において堂々の1位を獲得しています。
シスコシステムズの組織の魅力とは？
このランキングにおいて、シスコシステムズはどんな点が評価されたのでしょうか？
同社では多様な人材を積極的に採用し、活躍の舞台を提供するダイバーシティ＆インクルーシブのコンセプトを非常に重視した組織づくりを行っている点が高く評価されています。
すでに20年も前から働き方改革に取り組んできているそうで、さすがに外資系企業は違うなって感じがします。
国内企業が今になってようやく重い腰を上げた、というかいまだに上げようとしていないところも多いわけですから、そもそもの意識がぜんぜん違うのでしょう。
このダイバーシティ＆インクルーシブな組織づくりのために、コミュニケーションや社員教育、福利厚生のための制度・施策を充実させているといいます。
その成果として、多くの従業員が誇りを持って仕事に従事することができているんだそうです。
これは要するに、仕事だけにやりがいを感じるだけではダメで、会社が社員にやりがいを感じさせる環境を整えることが大事、ということなんでしょうか。
シスコシステムズの働きがいについて
そもそも今回のランキングにおいて高く評価されたポイントが、多様な人材で構成されている従業員の働きがいが非常に高いレベルで維持されていることでした。
とくにシスコシステムズでは「人材の潜在能力の最大化」を重視しているそうで、ひとりひとりが活躍できる場を用意するだけでなく、能力を最大限に引き出しながら会社に貢献できる場を用意しているということなのでしょう。
自分が成長しているのを実感しながら仕事で結果を出せる環境なら、確かに働きがいを感じるのも当然ということなのでしょう。
こうして見ても実にうらやましいことこのうえなし、以上のことを踏まえて、わたしがつけたシスコシステムズの評価は★★★★★です。
今から転職活動を考えたいくらいです。