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幅広いビジネスを展開する伊藤忠商事株式会社

人事の仕組みや評価制度

伊藤忠商事株式会社は東京都港区と大阪府大阪市北区に本社がある総合商社です。
JPX日経インデックス400の構成されるような最大手の商社であり、複数の商品を扱うプロジェクトのまとめ役として幅広い事業分野においてグローバルに手を広げている会社でもあります。

そんな伊藤忠商事株式会社が人事育成において掲げているのが業界のプロ人材を育てて最終的にはグローバルマネジメント人材へと育成することであり、そのためにも社員の自発的な能力開発を取り組むべき課題として設けています。
すべての階層に置いての成長を促すために研修プログラムの継続的実施と開発を行い、海外実習覇権の継続や強化も取り入れ社員個人のキャリア形成を意識付けして醸成させるのです。

こういった人材育成システムをより円滑に動かすためにも評価項目の統一を行ってさらにはグローバル人事データベースの構築も早い段階で行ってきました。
要するに、個々人のレベルアップを促すために色々と努力してさらにスキルが上がった人向けの評価制度も設けたということです。

組織運営と経営方針

人事における仕組みや制度に関しては時代とともに動いていますが、伊藤忠商事株式会社の根幹となっているディビジョン・カンパニーのあり方は変わっていません。
それが繊維カンパニーや金属カンパニーなどの8つのカンパニーで構成されるものであり、それぞれの事業分野において『トレード』と『事業投資』を軸に動かしています。
その中でも特に知見がある分野において資源や資金を投下しているのが特徴です。

資源価格の影響を受けてしまうことが多い総合商社でも伊藤忠商事株式会社は資源ビジネスに偏っていないのが特徴であり、景気の揺れ動きに対しても強いのも会社側がより意識している経営方針となっています。
また、総合商社ならではのビジネス間のシナジーが発揮されるのも組織運営上より意識されているのも見えてきます。

キャリア形成はどうなっているのか

最大手の総合商社に入社する人の中にはより強い上昇志向を持って挑んでいる方も多いでしょう。
そんな人達には様々なキャリアパスが用意されているのが特徴であり、キャリアビジョン研修やキャリアカウンセリング制度によって社員個人のキャリア意識が形成されるような職場が設けられているのもなかなかに珍しいです。

ファミリーマートを見るとわかりやすい

ファミリーマートは日本でも有名なコンビニですが、実は伊藤忠商事株式会社の子会社です。
ファミリーマートが伊藤忠商事株式会社であることを最大限に活用しており、様々な商品が伊藤忠商事関連の会社でシナジーを起こしているのです。
一件関係ない会社であってもシステムの構築などの面で関わっており繋がりをより意識させてくれます。