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2021年過去最高の業績を挙げた村田製作所

人事の特徴や評価制度について

村田製作所は京都に本社がある電子部品メーカーで、世界的に圧倒的なシェアを持つ部品を数多く有する世界トップクラスのメーカーでもあります。
そんな村田製作所の人事はグローバル化をサポートする体制が充実していることが特徴です。
村田製作所は世界的に見てもトップクラスの電子部品メーカーでありますが、それだけグローバルな仕事を求められる会社でもあるのです。

そのため人事部では海外生産比率を高めるために国を超えたサポートが出来るように人事部が動いています。
グローバル人材を育てるための公正な給与制度を設け、海外出向者の処遇を為替や物価に応じて定めるようなシステムができあがっているのも特徴です。
逆に海外から日本に出向するという形で国際出向者も増加傾向にあるため、海外拠点における人事担当者との連携も密になっている会社でもあります。

キャリアについて

キャリア形成もここまでの大手になると部署事に異なってきますが、グローバル化が強く求められているのはどの部署でも一緒なので社員一人一人が改革者になるべく自らの仕事を変革できる人材を強く求めます。
そのためのキャリアパスも技術系でも事務系でも女性でも男性でも充実しており、次代のムラタの担い手になってくれることを会社側も強く求めているのです。

求めている人材像は自ら考えて行動を起こせる人材であり、自らの夢や目標に向けて動ける人達向けに教育制度を作り従業員がそれぞれの力を高めることが企業力の向上であると会社も考えています。

決算表などを掘り下げていく

一つに会社の状態を知るには決算を見るのが一番わかりやすいです。
村田製作所は業績がかなり安定しており、2017年度からずっと追いかけても常に純利益で1,000億円を超える一大企業であることが見えてきます。
ただし、村田製作所の売上の比率は海外が90%を超えているという情報もあるため、これらの数値を下支えしているのは海外の売上であることも簡単にわかるでしょう。

査定システムも変わっているのか

グローバルな会社ほど今までの査定システムを見直して成果主義に移り変わっていく傾向が強く出ています。
海外とのやりとりが多くまさにグローバルな会社の1つとなっている村田製作所もこの流れに組み込まれている可能性は高いでしょう。

求める人材像で公式サイトがはっきりと触れているように『自らの考えに基づいて、行動を起こすことができる人』なので、こういった人達を評価する仕組みが設けられているのは想像しやすいです。
異なる環境や人々の中でも積極的に飛び込める人材が欲しいと明文化されているのも特徴で、動ける人をとにかく求めています。