スニーカー収集とはどんな趣味？
スニーカー収集とは、その名前の通り「スニーカーをとにかく集めること」です。
靴は履くためのもの、実用品としてとらえている人がほとんどでしょう。
あるいは、限定品やレア品など価値のあるものを集めているコレクターもいるかもしれません。
スニーカー収集はこうした価値のあるものだけにとどまらず、ひとりひとりの目的に基づいてたくさんの量のスニーカーを集める趣味です。
なお、このスニーカー収集にはまった人たちのことを「スニーカーヘッズ」と呼ぶこともあります。
でんなスニーカーを集めているのか？
スニーカー収集、スニーカーヘッズといっても、ひとりひとり目的意識や「美学」が違います。
さっきも触れたように、高い価値がつく製品をたくさん集めている人もいれば、特定のブランドのスニーカーをひたすら集めている人、特定のタイプのスニーカー(ヴィンテージとか)を集めている人など、まさに百花繚乱といった感じです。
そのため、スニーカー収集が趣味ではない人が見ても「この人はすごいものを持っている！」と感嘆するようなコレクションを持っている人もいれば、「なんでこんなものをたくさん集めているんだ？」と理解するのが難しい人もいます。
しかし、スニーカーヘッズの間に上下関係は存在しません。
ひとりひとりが自分の価値観、美学に基づいて自分の理想のスニーカーを集め続けているという点で全員が平等であり、素晴らしい趣味を持っている人と見なされるのです。
スニーカーといっても侮るなかれ、中には1万円を超えるものも少なくありませんし、限定品・レア物ともなればさらに高額で取引されることも少なくありません。
一般的に、所有しているスニーカーが100足を超えるころから自分のスニーカー収集趣味を堂々と語りだす傾向があると言われていますから、スニーカーヘッズたちがスニーカー収集のためにどれぐらいのお金をかけているのか、ある程度想像がつくんじゃないでしょうか。
スニーカー収集は何が楽しいのか？
この趣味を持ち合わせていない人は、「何が楽しいの？」と疑問に思うかもしれません。
基本的には他のコレクション趣味と同じで、単純に「いろいろなスニーカーを集めるのが楽しいから」です。
この楽しみを味わえない人は、そもそもコレクターにはなれないでしょう。
あとは、スニーカーや販売元のブランドの歴史をたどることができる楽しみもあります。
歴代のモデルを並べるだけでもそのブランドのスタイルやその変遷をたどることもできますし、いろいろなブランド・メーカーの靴を揃えることで時代時代のニーズ、流行り廃りをうかがうこともできます。
そしてかつて購入したスニーカーがその後高い価値がついたときの喜び、満足感も忘れてはならないでしょう。
以上の理由から、わたくしがスニーカー収集につけて評価は★★★。
この楽しみを理解できる人はたぶん少数派なので、この星の数となりました。